Simple-Plamの生き抜く知恵

生きる意味より死なない工夫を見つけるブログ

人生とは今日だ。この先で待っている時間のことではない

f:id:Simple-Plam:20210811174721j:plain


時間を大切にしない人は、なりたい自分になるのをずっと先送りにしてしまう。ぼんやりと日々を送ったほうがエネルギーを使わずラクだからだ。

 

目の前にある ‟今日1日” の大切さに気づいたとき、人は本当のやる気を持つことができる。毎晩「今日、自分は最善を尽くした」と満足して眠りにつくことができるだろう。

 

想像してみてほしい。もし今日1日の過ごし方で全人生が評価されるとなったら、どれほど慌ててしまうだろうか。

「それはダメだ!今日はやめてください!この先、もっといい日があるはずだから!あと1年か2年の時間をください。それまでにはきっと、全人生の基準にできる1日が過ごせるようになっているはずですから……」こう言いたくなってしまうだろう。

 

今日という日は、自分の一生を凝縮した集大成だということを忘れないでおこう。今日1日の中に、自分の全人生が詰まっていると。人は朝目覚めると同時に誕生し、そしてよる眠りに落ちるときに死ぬ。1日とはそういうものだ。毎日、今日という日を最高傑作にするつもりで生きれば行動せざるを得なくなる。行動せざるを得なくなれば、人生を前向きに変わっていく。

 

不安に目を向けず目標だけを見る

f:id:Simple-Plam:20210811162809j:plain


何もない道路の上に材木を一本置いたら、誰でもその上を歩くことができる。歩くことだけに意識を集中できるからだ。

しかし同じ材木を10階建てのビルとビルの間に渡すと、誰もその上を歩けない。それは落ちることに意識を集中してしまうからだ。

集中力がすべてだ。より集中した人が後悔しない人生を歩むことができる。

 

失敗するかもしれないとか、恥をかくかもしれないという不安な気持ちにとらわれてはいけない。人が集中力を失うのは、たくさんの不安を抱えているのが原因だ。

 

マイナス思考で「〇〇かもしれない」という不安が一度意識に上ってしまうと、何も行動に移せなくなってしまう。不安に意識を集中したら、簡単に挑戦できるものもできなくなる。失敗を考える行為は、今から自分が渡ろうとしている材木を道路からビルへ移動させるようなものなのだから。

 

何か新しいことを始めて目標を達成したいと思ったなら、目標だけに集中して一歩踏み出そう。

 

幸せを求めるなら、今日という日に集中するしかない

f:id:Simple-Plam:20210811144629j:plain


罪悪感とか後悔が好きなら、過去に生きればいい。
不安になることが好きなら、未来に生きるといい。
幸せを求めるなら、今日という日に意識を集中するしかない。

 

人には夢を見て、未来の自分を想像する時間も必要だけど、未来の夢や目標が決まったら「今」と「ここ」に生きなければならない。いつまでも未来のことや過去のことを考えていたら、現在の自分は死んでいるのと同じだから。

 

自分の意識のほとんどを、目の前の瞬間のために活用しよう。
自分の全人生が、今この瞬間に凝縮されていると考えよう。
リラックスし、目の前のことに意識を集中し、今この瞬間の中に自分の大切な命(時間)が削られていることを感じて生きることが幸せへの第一歩だと思う。